2011年10月27日木曜日

アメリカという国 〜Sex, Money, Greed〜

BUのSchool of Management(要は「経営学部」)は通称SMGと呼ばれています。





私はSMGじゃないけれど、仲良い3,4年生の友達はSMGの子が多いです。












そんなSMGですが、友達が


「Sex•Money•Greedの頭文字なんだぜ」


とジョークを言っていました。




個人的に、このジョーク、すごいお気に入り。












で、SMGのおぼっちゃん達に、「将来何になりたいの?」って聞くと、十中八九こう答える。












"Investment Banker."










Investment Bankとは、つまり、投資銀行。

日本で俗にいう、「外銀」。

現在、私の家族にも1人、Investment Bankerがいます。









そして、SMGの子とInvestment Bankの話になる度に、今年の夏にたまたま出会った女性起業家の方の話を思い出します。






たしか彼女は、最近、日本の優秀な学生のほとんどが外銀志望であることを嘆いていました。

「最近の日本への不信感は否めないけれど、将来この国を背負って立つ若者自らが外資へ逃げて、不信感を強めてしまってはどうしようもない。」

って。









所変われど、人は一緒だね。


結局、アメリカの学生もみんな投資銀行に目がないんです。
仕方ないよね、給料いいんだから。











(アメリカの子にしてみたら国内の銀行だから、外銀っていう表記はいささかおかしいか。)














ご存知の通り、"Occupy Wall Street"の矛先はこれら投資銀行です。
ちょっと前にoccupyが目下進行中だった頃にこれについてプレゼンをしたので、その準備の過程で少し投資銀行に詳しくなりました。





あのデモはなんで起こったかというと、簡単に言えば、アメリカの格差が原因です。
近年、高所得者と低所得者のギャップはどんどん広まり、中間層は縮小しています。




「好況のときはただただ私腹を肥やしてるくせに、不況になると政府に泣きついて僕たちの税金で解決してもらって、ふざけんじゃねぇ!」



というのがProtestersの言い分です。






確かに、投資銀行はリーマンのときにめっさ追い込まれて、あれ以降どこも銀行登録をしました。



でもでも、彼らの要求ははっきりとしてない。主張があいまいすぎる。

多くは格差是正を叫びたいんだろうけど、 チュニジアやエジプトの革命、ロンドンの暴動のような明確な目標もなければ、緊張感もない。





しかも、投資銀行を糾弾するのはちょっとお門違い。

 
金融機関の救済に使われた公的資金は、結局、全額返済されて、しかも金利が高かったから、アメリカ政府としては結果的に黒字になったんだから。


それに、投資銀行だってかつてない苦渋のときを迎えてるし。
どこも減収が予想されてて、信じられない数の人を解雇してるし。


そもそも、QOLそっちのけで死ぬほど働いて、それで得た給料で国の税収を支えてるのも彼らなんだから、結局おあいこなんだよね。
 
むしろ、彼らは社会貢献してる方だ、とも言えるかもしれない。

















あたしが思うにアメリカという国はものすごい矛盾を抱えている。









この国は成立以来、self-reliance、competition、hard workを掲げて、

「格差は仕方ない。裕福になりたいなら自分で頑張れ。」

というモットーの下に集まった多くの移民を受け入れ、「自由の国アメリカ」を築き上げてきた。







それなのに、なにを今さら「格差是正!」なんて叫んでるんだろう?

ここは「自由の国アメリカ」じゃなかったっけ?









自力本願、完全競争、精勤を謳うアメリカで、未来ある若者が、今からhard workすればいくらでもてっぺん目指せる若者が、デモに参加する意味があたしにはよくわかりません。



そして、この不思議な現象の中に、この国のアイデンティティが欠落し始めていることを垣間見てしまいます。
















クラブで周りをちっとも気にせず盛ってる男女を見る度に、「下心って素晴らしい」って思います。


お金を持ってれば何でも叶ってしまう世の中です。


アメリカのおぼっちゃん大学生はみんなInvestment Bankに目がありません。










Sex, Money, Greed.













大きな矛盾を抱えながらも、この国が1番であり続けるのは、きっとこの3つのおかげではないでしょうか?













世界を救うのは、きっと、いや間違いなく、「下心」と「金」と「貪欲さ」です。



















そんなことを考えていたら、今夜は恒例のThursday Nightでした。




お酒を買いに行ってきます。



2011年10月22日土曜日

トンボスでシースー。

昨夜は待ちに待ったFriday Nightでした。











金曜の夜は、日本語の「花金」じゃないけれど、英語では"TGIF(Thanks God It's Fridayの略)"と呼ばれています。








だけど、金曜の夜が特別ってわけじゃありません。









アメリカの学生は、なぜだかわからないけど、木曜から騒ぎだします。


イベントやパーティーも木曜に開催されることが多いです。


だからクラブ営業も木曜から。




類にもれず、BPF(あたしが入ってるダンスチーム)の飲みも木曜です。











木曜の夜にはじけて、金曜の仕事や学校はさらっと流すんですかね。よくわかりません。





でも、もっとすごいことに、全米屈指のパーティースクール(田舎に多い)は、火曜とか水曜からもう週末気分らしいです。


なんなんですかね?馬鹿なんですかね?笑










さてさて、今週末はParents Weekendといって、学校が親に向けて色んなイベントを開催していて、BUは保護者だらけです。




あたしのroomieの両親もコロラドからやってきていて、昨夜はCopleyのHARUといういい感じのお寿司屋さんで一緒にdinnerをしました。



夕方くらいに、roomieが

「親が部屋に来るかも!」


とか言い出すので、二人そろって慌てて大掃除。

びっくりするほどきれいになったので、思わず2人で写真におさめてしまいました。笑







実は、あたし、会う前はすごい緊張してました。
でも会った瞬間、パパの可愛い笑顔で、その緊張もあっという間にほどけてしまいました。


ものすんごく良い人たちで、roomieがなんでこんなにいい子に育ったのかがわかった気がします。




そして、お寿司もめちゃんこおいしくて、ボストン来てから1度もお寿司食べてなかったので、とても幸せな気分になりました。












そして、roomieの両親と別れたあとは、BPFの仲良し6人組でクラブに行きました。








私たちはいつも誰かんちに集まって、chillして、いい感じに出来上がってからクラブに行きます。笑







で、昨夜は、Royaleというボストンで1番大きいクラブでした☆






アメリカのクラブは日本と違って、ゲストリストに入ってない人は寒空の下長い列に並ばなくてはいけないのです。

クラブは、列の長さで人気を競ってるらしいです。サクラじゃないけど、わざと長く並ばせて、人気っぽく見せるとこもあるって話です。

このシステム、まじで意味不明。頭悪すぎ。




でも、昨日は知り合いのリストに入れてもらっていたので、すいすいと入ることができました。









ボストンにはもうひとつ、Gypsyっていう人気のクラブがあるのですが、個人的にはそっちよりRoyaleの方が好きです。

Gypsyは、芸能人がボストンに来ると必ず訪れる(パリスとかキム・カーダシアンとか)みたいなんだけど、それって日本でいうV○n○tyと同じ商法なだけで、たいして楽しくありません。









にしても、昨夜ははっちゃけた!楽しすぎた!!

彼らに出会えてホントに良かった!


「あたし、彼らに出会ってなかったら、どんなに地味な留学生活になってたんだろうか...」


と考えると、ぞぞぞ(゚ー゚; って背筋が寒くなります。













いやぁ、ボストンやるじゃん。

ふつーに楽しいクラブあるじゃん。

これなら、六本木も越えられるんじゃないかしら?












六本木がギロッポンなら、ボストンはトンボスって呼べばいいのかな?笑
















とりあえず、トンボスのナイトライフはとっても思ったより充実してるよって報告でした♪
















最後に、お立ち台で踊るセクシーなチャンネー(笑)たちをあげておきます。


ほいじゃ、See you later!!

2011年10月17日月曜日

CHANCE+TRY=??

この土日で、ダンスの発表会を2つこなして参りました。






振り入れ始まったのがまさかの水曜日っΣ( ̄Д ̄;)


怒濤の練習を終え、ついに本番も終えました。










ダンスチームの仲間はすごいいい人ばっかりで、先輩も後輩も関係ないし、みんな日本にすごい興味もってくれるし、たくさんスラング教えてくれるし、夜は必ず男子が陸の孤島のWest Campusまで送ってくれるし、あたしはこんなに恵まれてていいのだろうかと思うほど素敵な仲間たちです。




(そして、さすがアメリカ、いつどこで踊ってようが、大学からのお咎めが一切ない!
しかも場所が有り余ってるから、常に屋根の下で踊れる! )











けど、そもそも、なぜ自分がこのダンスチームに入ることになって、しかも入って1ヶ月も経ってないペーペーなのにshowcaseに出させてもらえてるかがよくわかってない。。。


から、振り返ってみよう。












きっかけは昔のエントリーにも書いた、Moon Night Ballっていうパーティー(bitchな写真のっけた回ね☆)。






前座をつとめてたダンスチームが(日本じゃ当たり前だけど、ここはアメリカなのに)、LockとかPopとかWaackをやっててなんかすごい新鮮だったの。
あわよくば、あとでチーム名だけでも聞いて、keep in touchしとこうと思ってたんだけど、チャンスは思ったより早くやってきて.....





そのチームの人たちがフリーサークル(ダンサーが輪を作って、その真ん中で順番に一人ずつ踊って行くシステムみたいなもの)をやってて、最初は彼らはチームのメンバー以外はそっちのけですごーい排他的な感じだったの。




しかも話しかけても、黒人とかKoreanが多くて、「英語よく聞き取れねぇ〜(o ̄∇ ̄)...」ってなって、

「あぁ、これもう無理だわぁ......」

ってあきらめかけたの。










でもでもでも、どーしてもあきらめきれなくて、隣に麻薬密売人みたいな顔したBOSSっぽい黒人のお兄やんが来た瞬間に、勇気を振り絞って、おそるおそる肩をちょんちょんってして、ダンスフロアの爆音のなか、彼の耳に向かって



"I wanna dance!!"



って叫んだの。そしたら、麻薬密売人が



"There u go, gurrrrl!!"



って背中をドンって押してきて、あたしは、よくわかんないままに踊って.........









踊り終わって元の場所に戻ったら、麻薬密売人が満面の笑みで


"What's ur name??"


って聞いてくれて、電話帳に入れてくれたの。
















そんな感じであたしのボストンでのダンス生活が始まりました。

まぁ、ゆーてもまだ入って1ヶ月経ってないけどねwww














今回のshowcaseも私のBFFにそっくりな(笑)Lizzが

"Are you interested in performing??"


って月曜に聞いてきたのが始まり。




今週宿題やらでいろいろ忙しいしな、言葉の壁あるけど大丈夫かな、って一瞬ためらったんだが、とりあえず首をたてに振ったのさ(あたし、別に"Noと言えない日本人"じゃないYO!!)。







そしたら、じゃあ今週末のに出ましょ♪みたいになって.......


「え???今週って、お嬢さん、あと4日しかないですけど!?」


ってなったけど、YESって言ったのは自分だし、


「しゃあない、出るか!」


ってなりました。









でも出て良かった!


予想をはるかに通り越す大きなシアター(たぶんBUで1番でかいんじゃないかな)で最高の照明付きで踊れたし、
深夜練で知らなかったメンバーとも仲良くなれたし、
黒人英語のリスニング力上がったし(笑)、
結果showは大成功だったし、
私的にこっち来てから一番アメリカの大学生っぽい1週間が過ごせたと思う!








そして、例の麻薬密売人は、実はすんごい良い奴で、いまとなっては私たちだけの握手(アメリカ人が好きな複雑なやつね)を作っちゃうくらいの仲良しです☆

人は見た目によりません。悪しからずwww










そして昨日の夜は、打ち上げ∧メンバーの誕生日パーティをLizzの家でやりました。


今日のshowのことなどすっかり忘れて、4時近くまで死ぬほど飲んで踊って、2日目の今日.........











うちのチームだけ、全員寝坊でリハーサルの時間に現れずっていう.....





まぁそれが私たちです。







そんなこんなで、留学生活にまたひとつ、ダンスという素敵な要素が加わりました。




















「CHANCEにTRYが加われば、CHANGEになる」
 (CにTを書き足すとGになるってことね)



って、ホントその通りだと思います。













勉強で忙しくてちょっとめんどいって思っても、言葉の壁が怖くても、麻薬密売人が怖くても(笑)、
自分から目の前のチャンスを拾っていかないと、チャンスなんてすぐにどっかに逃げちゃうってこと。


チャンスをつかむには勇気がいるけど、そのとき逃した魚が大きかったときの後悔の方がずーっと大きいはず。






幸い、あたしはその時々でチャンスをつかめたから、無二の環境と素敵な仲間に出会えて、かつ、showを終えたというこの上ない達成感のなかにいるんだと思う。







だから、どんなときも、チャンスは自分からつかんでいこう!
















そんなことを思った日曜の夜でした。

2011年10月14日金曜日

もいすちゃー in the USA

留学ブログだから、アメリカで暮らしてみて気づいたこととかを書いたりした方がいいのかなって思った。ので、書いてみる。







なんかね、すごい小さなことなんだけど、女性陣にとってはすごいカルチャーショックだと思うから書くね。














アメリカって、"化粧水"っていう文化がないっぽい!!







日本って、化粧水って薬局とか行けばどこでも安く売ってて、死ぬほど種類があって、みーんなパッケージで「ぷるぷる」だ「もちもち」だなんだって謳ってて、CMもいっぱいやってるでしょ?


まぁ普通の日本人なら、顔洗ったら、化粧水つけて、ふたをする的な感じで乳液とかクリームとかをつけるよね。








で、あたしはお気に入りの基礎化粧品を1セット、日本から持ってきたんだけど、

「これから本格的な冬が来るのに、肝心なときにこれがないのは困る!!」

って思って、先日CVSに駆け込んだのよ。









でもね、ないの。












化粧水がね、ないの。








基本的に液体系は"Toner"って言って、拭き取り化粧水がほとんど。

他にも"Moisturizer"とか"Hydrater"とか色々書いてあるんだけど、クリームっぽかったり、美容液っぽかったりして、なんか違うの。






有名どころでCetaphilとかはクリームだけど普通にいいし、ちょっとお金を出せば日本でも売ってるようなブランド物の化粧水があるんだけど、まぁ、とりあえず、我々ニホンジンが想像する"化粧水"の文化がアメリカにはないみたいなのだ!











でもさ、でもさ、アメリカにだって乾燥肌の人はいるわけじゃん?(まぁ、あたしはまったくもって乾燥肌ではないけれど。)



けど、消耗品だし、毎回高いの買うわけにもいかないじゃん?(低所得者多いし。)



その人達は、顔にボディバターを塗りたくって冬を越すのかな? (パンじゃあるまいし。)



それとも、亜熱帯気候のフロリダに引っ越すのかな?
(そもそも、フロリダに引っ越す金があったら、SKⅡでもDE LA MERでもどんなに高い化粧水でも湯水のように使えるわな。)



じゃあ、やっぱりアメリカに乾燥肌の人はいないのかな?(オバマさんとか、ちょっとカサついてる気もするけども。)



つまり、アメリカ人はみんなアブラギッシュなのかな?(食べ物はギトギトだけれども。)







いやいや、そんなことはアルマジロ。











そんなことを考えてたら、アメリカに"化粧水文化"を広めたくなった。笑




「ひょっとしたら、お金になる??」

なんて思っちゃったなう。













そしてそして、ここまで、さんざん、化粧水がない!ない!って騒ぎ立ててきたけども.......













結局はBody Shopでそれっぽい化粧水を手に入れたのでした。ちゃんちゃん。










でも、ここアメリカに、日本のような化粧水市場がないことは確かです。






だから、肌の弱い人は必ず日本から化粧水を持参した方がいいですよ♪











なんか、最後だけ留学の情報ブログみたいになったからよしとしよう!










今週末に、waackのチームでshow2つに出るので、いまはその練習に追われています。
筋肉痛がやばいよよよよよよ。








それじゃ、練習に行って参る!!

もいすちゃー☆







写真は、ニキビが嘘みたいにできなくなるクレアラシルウルトラですwww

2011年10月10日月曜日

転んだブスの日。

日本と同じく、アメリカもColumbus Dayとやらで3連休でした。





土曜は第1回ボストン稲門会に行ってきました。
私たち学部生以外は、みなさん社会人∧∨院生で、世の中でいう"スーパーエリート"の方々ばかり!
でも肩書きとは裏腹に、みなさん面白くて、話しやすい方ばかりで、
「ゆーて、僕たちみんな、オリジンは同じ高田馬場だもんね☆」
と感じずにはいられませんでした笑


会の最後は、全員で校歌を腕をふりながら歌いました♪笑
次回は紺碧の空らしいです。

またみんなで集まるのが楽しみで仕方ないです!!







で、昨日はAnnaとColumbus Parkとやらのお祭りに行って(着いたら終わってたw)、



その途中のFinancial Districtでライアン・レイノルズ主演の"R.I.P.D."の撮影現場に出くわしました。
俳優は誰も見えなかったけどね。

公開されたら絶対見に行こうとおもいます☆











ところで、休みが3日も続くというのはなんとも素敵なものですね。毎週、週末が3日あればいいのに。


飲んで、寝て、飲んで、寝て、買い物して、宿題して......それでも、まだ時間が余る。







そこでこんなことを思った。


もし週休3日だったら、人類はここまで繁栄してなかっただろうか?


って。

たしか、昔は週休が1日だったんだよね。

それが2日になったことによるメリットはいっぱいあるわけで。


けど一方で、アメリカが、高度経済成長期の日本に、
「オネガイダカラ、ニホンジン、ソンナニハタラカナイデヨォー><」
って言ったことからもわかるように、週休1日の時代はものすごい生産性を誇っていたのでしょう。





でも、もし平日:週末=4:3だったら、休日がすぐやってくるから、勉強や仕事のインセンティブがなくなっちゃう気もする。

5:2という休日のレアっぷりが、全人類の原動力なのかな?なんてことを思った今日この頃。










さてさて、3連休のおかげでWritingのDraftも仕上がっちゃったし、いますごく優雅な気分なので、久しぶりにメェメェタイム*に入ろうかと思います。

(*考え虫みゆが、よしなしごとをメェメェと考える時間)









あたしのReading&Writingの先生が、
「語学を伸ばす秘訣は、自分自身と戦うこと。」
とよく言います。

"Don't compete with others! Compete against yourself!!"

って。
他人と比べてばかりいると、精神的にもきついし、良い評価をもらうためにNativeの友達にpaperを書いてもらうなんてズルをするようになるから、って。






正直、月水金のReading&Writing classは大変だけど、この言葉を信じて頑張っています。








そして、Reading&Writingの先生がこう言う度に、ある言葉を思い出します。




高校生のとき、私がとあることでてんてこまいになっていたとき、当時の先生が(高校の先生との想い出なんて大してないんだけど、ひとつだけ覚えていることがあって...)、


「焦らなくていいから。自分を大切にしなさい。そうすれば結果は自ずと後からついてくるから。」

と言ってくれたことがありました。




今でも、気持ちが滅入ったときとかに、ちょいちょいその言葉を思い出します。










でも、「自分を大切にする」ってよくわからない。

「自分を大切にしろ」って言われても、あたしは自分を甘やかすことしかできないから。

でもそれってなんかちがう。自分を「甘やかし」てても結果はついてこないだろうし、それは先生が意図した受け取り方ではないと思う。





でも、今になって思うと、この「自分を大切にする」っていうのは、「他人とばかり争うな」ってことなのかもしれない。










"留学"という語学力を伸ばすにはこの上ない機会を与えられたはいいものの、Readingは難しいし、Nativeの子たちと話しているとわかんないことが多々あって、焦りを感じることもしばしば。


そんなとき、あたしのsweet roomieは
「Miyuは日本語がペラペラなうえに、こんなに英語が話せるのよ!」
と勇気づけてくれます。










だから、少しぐらいは焦った方がいいのだろうけど、他人と比べることはせずに、「自分を大切にし」ながら頑張っていこうと思います。



—— 足りないものを数えすぎて、満ち足りていることを忘れてしまわないように。









そんな感じで、せっかくの3連休最後の夜ですが、今夜は大好きな絵本を読みながら、早めに寝ようと思います。



おやすミラ・ジョヴォビッチ!

2011年10月6日木曜日

1ヶ月。

さてさて、ボストンに来てから1ヶ月が経ちました。




先週から授業が本格的に始まり、授業が思ったより難しくて、宿題もいっぱいで、大変になってきました。

やっと"留学"っぽくなってまいりました。

でもweekdayが忙しいからこそ、週末が楽しくなるから頑張れる!
もう、週末のクラブ活動が生き甲斐の某姉のこと、笑えません笑






こっちの学生は月〜木まではホントに勉強してて、寮も静か。
(あたしのフロアはGirls onlyなんだが、なぜか木曜の夜から男が増えるのには目をつむろう)



けど、金曜になると、女の子はみんなボリューミーな髪に、ボディコンみたいなぴちぴちのBitchドレス、信じられないほど高いヒールで着飾って、男の子はシャツにタイで、夜の街へと繰り出して行く。

寮の中は、酔っぱらい(知らない人)が突然部屋に入ってきて自己紹介を始めたり、ひたすらF**kという叫び声がしたり、それはそれはもうWonderlandと表現するしかないような、とってもとっても楽しい空間と化すのです。




そしてそして、先週の金曜、あたしが何をしてたかといいますと......


HarvardとMIT、BCのクルーズパーティに潜入してきたのだー☆




次なるマーク・ザッカーバーグを捕まえようと結構気合い入れて行ってきましたwww











しかーし。



Asian&Asian geekの白人ばっかで、なんか全然ダメでした。。。

途中4人組の理系の白人の男の子たちに声をかけられたけど、4人とも揃いに揃っていまいちでした。笑

彼らから得たものと言えば、船の飾りの風船に穴あけて中のヘリウム吸って声高くする遊びくらいですw


そして、いまいちーs(笑)と別れたあと、同じサークルのJustinと会って、BU v.s. BCの即席ダンスバトルに参加させてもらったりしました。


帰ってきてからはまたMichael、Paul軍団とバカ話。

だいたい、あの白人ぼうや達は、別にAsian好きでもないのに、Asianのイベントばっかり来てるけど、他に用事はないんだろうか?笑 デートとかデートとかデートとか。





で、クルーズパーティー全体の感想としては...
個人的に、Asian geekの白人は嫌いなので、dictionary的な意味での収穫はなかったのですが、クルーズパーティーなんてめったに参加できないと思うのでいい体験でしたね☆
チケットを買ってくれたanother Davidには感謝感謝です。











で、土曜。
ちょいと大きな事件に巻き込まれたけど、なんか大事になりそうだからここには書きません。



ほんで、事件が一件落着して、日曜。
PaigeとBed Bath&Beyondに部屋のカーペットとBRITAを買いに行きました。

でも、結局いい色のカーペットがなかったので、onlineで買うことに。


けど、あたしはmatress padとblanketを手に入れたので、満足満足。











そして、最近イケメントルコ人に出会ってしまったのだよ。うひひ。
彼、とってもadorableなのよ。むふふ。
しかもね、あたしのことを好いてくれちょるのだよ。(なぜかここだけ宮崎弁www)


昨日もあたしを見つけるなり飛んでくるし、dining hallで"You so sweet today♥"なんて言ってくれちゃうし☆

まぁ、あたしのことを好きになってしまうのは万国共通、もはや自然の摂理ということで!



でも、彼、英語下手っぴだから、私のdictionaryにはなれないなー笑

けど、すんごいイケメンだから、見てると気持ちが朗らかになる!
で、いつかトルコに旅行で行ったらお世話になれるくらいには仲良くなっておこうという、すごく打算的な考えもあったりするwww



あたし、いつからこんなに腹黒くなったんだか。。。。












最後に、ちょいと真面目に、1ヶ月の総評と参りましょうか。







日本を発つ前夜、お姉ちゃんからもらった手紙の最後に、

「1年間、眠くても疲れてても、だるくても面倒くさくても、最大限に積極的にenjoyしてきなさい。」

と書いてありました。






なんだかんだ、この言葉が留学生活の道標になってたりするんです。

これまでの1ヶ月、ホントにホントに充実してました。

「行こっかなぁ、どうしよっかなぁ。」、「めんどいなぁ、疲れてるしなぁ。」、「だるいなぁ、わかんないしなぁ。」って思うたびに、お姉ちゃんの手紙の言葉に背中を押され、そのおかげでたくさんの人に出会って、たくさんの良い経験ができました。










過ぎた時間を振り返るとき、人は、「もう」とか「まだ」っていう言葉にこだわりがちです。


時間のとらえ方は人それぞれだけど、その時間の充実度で「もう」か「まだ」かが決まるとするならば、私にとってこの1ヶ月は「まだ」1ヶ月。


要は、すごく充実してたってこと。
何もしてないときに限って、時間は早く流れていってしまうものだからね。







残りあと8ヶ月。
この先、どんなことが待ち受けているかはわからないけれど、この最初の1ヶ月を自信に変えて、 眠くても疲れてても、だるくても面倒くさくても、最大限に積極的にenjoyしていこうと思います。













とどのつまり、あたしはただのシスコンってことです笑
miss u loads♡




(たまにはフツーに)おやすみなさい♪