2012年2月14日火曜日

防弾ファンク。

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土曜日に無事Overdrive 2.0が終了しました。


Overdriveは1年に1度、私たちBulletproof FunkとUnofficial Projectが共同主催で開く大きなダンスイベント。

ALL STYLESとBBOYのバトル、SHOWCASEコンペという2つのコンテンツがあって、昼の12時から夜の10時までという長いイベントでした。








BPFに入ってからなんだかんだもう5ヶ月が経ち、ダンスのことだけでなく、イベント関連のことなどあらゆることに関与させてもらえるようになりました。

今回のOverdriveでもたくさんの仕事を任せてもらいました。




BPFを仕切っているLizzとNickが中心となり、約2ヶ月半の準備期間を経て、普段はてんでばらばらのチームが一丸となり、この大きな舞台を成功させることができました。









しかも今回はBPFのsetだけでなく、Phunk Phenomenonのsetにも出させてもらいました。

Phunk PhenomenonはMTVのAmerica's Best Dance Crewという超人気番組の常連さんで、Season6で優勝経験もある、Boston, MAを代表するダンスグループです。
いわばBostonの星です。



BPFのChad(昔、このブログに麻薬密売人って出てきた人ww)が元Phunk Phenomenonのメンバーなので、彼らとは何かと縁があるのですが、やはり大御所チームなので、showcaseでコラボしたことはなくて。
(てか、Phunkにとっても他のグループとコラボするのは今回が初だったらしい!)



先々週、突然Nickが

「Phunkとコラボすることになったよ!これぞBulletproof Phunkだ!!」

とfbのグループページにpostしたときは、興奮すると同時に、あのPhunk Phenomenonとコラボかぁ。。。と少し恐怖も感じていました。



そして、火曜と木曜にEverrettというここから1時間くらいのとこにあるPhunkのスタジオに行って、打ち合わせと合同練習をしました。



Phunkの人たちはみんなほんとに良い人たちで、めちゃくちゃ楽しい練習になりました!











そして、当のBPFのsetは本当にできたばっかりで(初めて全ジャンルで通したのが水曜の夜!!)、今回はGIRLSのsetに1年生のGillianを迎えての初めてのsetだったので、若干の不安がありました。



で、あたしはあたしで膝の爆弾が再度悲鳴をあげてしまい、ぼろぼろの状態でした。

4年前に全十字靭帯の手術をして以来、毎冬なぜかおかしくなるこの膝には幾度となく悩まされてきたけど、まさかこんな大事な舞台の前に膝崩れをおこすなんて、ほんと神様を恨むしかありませんでした。

チームのみんなにも理解してもらって、1週間安静を保ち、showの1週間前にようやく練習に参加できるようになったものの、全快ではないうえに、膝崩れの恐怖のせいで、ALL OUTでの練習は難しく、練習中はみんなに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。





フロアムーブが多すぎて、両膝あざだらけなうえに、1月のバトルでやった足首の捻挫も長引いていて、膝をかばうために無理していたのか、前日には大腿までおかしくなって、literally "満身創痍"な状態で本番を迎えました。










でも、足が痛かろうとなんだろうと当日は仕事が山積みで、朝の8時に会場入りしたあとは、registration、ticket office、afterpartyの準備、買い出し、guestの世話、Tシャツ販売、舞台裏の出番管理などホントに大忙しでした。





気付いたらもう夜の8時で、チームメイトに

「早く着替えないと、うちらの出番、3つ後だよ!」

と言われ、慌てて着替えて舞台入りという感じでした。









話はそれるけど、BPFはいつも本番前に舞台袖でみんなで円陣を組むんです。



で、必ず、みんなで手を真ん中にあわせて、


チャド:「Audienceの前では俺たちはプロだ。不安なことは一つもない。ダンスの力を見せつけよう!全てを忘れて楽しめ! 1,2,3....」

みんな:「Bulletproof Funk!!」


って言うのをやるんです。

それが個人的にすごい大好きで、それをやるたびに、いま自分がアメリカにいて、ダンスチームに入っていて、大好きな仲間と踊っているという事実を再確認できるんです。










話は戻り、ついに迎えた本番ですが......

BPFのsetは案の定audienceの心をがっちりつかむことができました(ちょっとウケねらいのsetだったので)。

こんなに面白いsetは後にも先にもないと思います。


で、Phunk Phenomenonとのコラボsetは大トリでした。

最後のユニゾンのとき、会場のボルテージがどんどん上がって行くのがひしひしと伝わってきて、終わった瞬間の大歓声はホントに快感でした。

こんなに盛り上がってるお客さんはみたことがないし、あんなに大きな歓声に包まれたのも初めてでした。



ボキャ貧なのでこの感動を上手く伝えることはできないけど、とりあえず、むちゃくちゃ感動したんです!!




膝もなんとか頑張ってくれて、膝崩れもなく、靭帯も切れることはなかったです。
神様はいるんだな、あたしってやっぱツイてるな、と思いました。










で、みんなめちゃくちゃ疲れた状態でのAfterpartyでしたが、むちゃくちゃ楽しかった!
今まで頑張ってきて良かった、とほんとに思いました。


酔っぱらってて何も覚えてないけど、一つ覚えていることはChadに

「あのときChadに声かけて良かった。じゃなきゃ今あたしはここにいないし、こんなステキな仲間にも出会えてない。あのとき輪の中に入れてくれてありがとう。」

って話したら、彼が

「Mimiはたった1年のアメリカでの大事な時間を僕たちと一緒に過ごしてくれて、踊ってくれて、言葉の壁も乗り越えて頑張ってくれて、BPFの成長に貢献してくれて、いつもみんなを笑わせてくれて、ほんとにありがとう。あと3ヶ月しかないけど、絶対にこのBostonでの1年をYour best of your lifeにしてみせるから、残り3ヶ月も全力で頑張ろう!」

って言ってくれて、もう号泣ですわ。
涙がちょちょぎれて、目の水分がなくなるかとおもいました。


で、泣きすぎて目がsuperdryだ、って言ったら、じゃあ飲め!ってなって、そっからの記憶がございません。

でもChadがかけてくれた言葉はあたしのタカラモノです。










Overdriveまでの毎日はホントに充実してました。
ほんとにたくさんの想い出ができました。



深夜に練習終わってスタジオ出たら大雪で、 帰り道にLizzと"BP"の文字を描いて遊んだこと。



クラブでValの誕生日会(Lesbian Party)をしたこと。



Nickの家でHot pot(鍋) partyをしたこと。



みんなで303でBuffalo Wings食べながら、superbowlを見たこと。



Phunkのスタジオ帰りにWendy'sのドライブスルーをみんなでwalk thruしたこと。



全然やってこないOrange lineをみんなでf**kしたこと。笑




フロアムーブで膝がアザだらけになったこと。




どこでも寝ちゃうあたしをみんなが面白がって写真とりまくったこと。
(なんとこの赤い服の男の子が木曜も同じ電車に乗ってた!)



BUのカフェテリアでFlash Mobをしたこと
http://www.youtube.com/watch?v=nOcTqCVFk_8
http://www.youtube.com/watch?v=QErvmG8huiw

http://www.youtube.com/watch?v=ldkEN1js7Mg


Phunk Phenomenonとコラボしたこと。




そして、最高のステージとAfterpartyだったこと。

(After partyはカオスすぎてここに写真あげられませんwwステージの動画は上がり次第upします!)












留学って、「学」って入ってるからたぶん勉強がメインのはずです。

親にも、

「あなた、それじゃ『留ダンス』じゃない。笑」

って言われたけど、この楽しすぎる留学生活は唯一無二です。



決して自慢できることじゃないけど、あたし、世界一catch onな留学生な自信あります。









でも、Overdriveも終わったことだし、勉強も本腰入れないとですね。

膝のこともあるし、少し休養が必要です。









このブログは日本語だから、チームのみんなが読むことはないけど、最後に自分のいま思うことを少しだけ。
(イ◯アあたりはGoogle翻訳しそうだけど(笑)、Googleにこの高度な日本語は訳せないでしょう。笑)




あたしがここBostonにいること、BUにいること、それも2011-2012というBPFにとって一番大きな年にいること、昔からダンスをしていたこと、Moon Light Ballでたまたまみんなを見かけたこと、ひょんなことからperformerチームに入れてもらったこと。

すべてが奇跡で、このたくさんの奇跡が重なりあって、いま自分はみんなと一緒にいます。



最初は、みんなの話してる内容もよくわかんなくて、意見もろくに言えなくて、みんながケンカしたとき(あなた達ケンカしすぎww)もあわあわするだけだったけど、みんなのおかげで、英語も上達したし、図々しくもなりました。



今回膝のせいで踊れなくなったとき、「絶対安静!」とあたしを強制的に座らせるみんなを見て、みんなの優しさを痛感しました。 


普段口にすることはなくても、いつもみんなには感謝してます。
仲間に入れてくれたこと、たくさんのイベントに誘ってくれること、アメリカの遊びを教えてくれること......





みんなには感謝してもしきれません。BPFのみんなが大好きです。

残り3ヶ月しかないなんてちょっと信じられないけど、これからも今までと変わらず仲良く、そしてBPFとしては更なる成長ができればいいな、と思ってます。









ホントにホントにありがとう。



Bostonに来て良かった。






今日も明日も明後日もずーっとずーっとBulletproof Funk!!!!

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